2015年の記事
先日、『沖縄県農業協同組合北谷支店』及び『JAおきなわファーマーズマーケット北谷ニライ市場』の落成式が行われました。








落成に当たっては、地主の知念様、建築工事でご尽力頂いた株式会社OSD様、重信電気工事株式会社様、衛生設備の有限会社世名城様、工期内に立派に完成して頂き大変感謝しております。
また、賃貸契約や建築設計時にご指導頂きました本店の上江洲様、山入端様、嘉手納支店長の宮平様、北谷支店長の徳里さまには大変お世話になりました。
『沖縄県農業協同組合北谷支店』及び『JAおきなわファーマーズマーケット北谷ニライ市場』が北谷町民に愛され、親しまれる店舗になりますよう願っております。
11月16日、北谷第二小学校校舎改築工事の安全祈願祭が行われました。
祈願祭には、北谷町長を始め、教育長や学校関係者、施工者等多くの方にご出席いただきました。
ここに至るまで、ご関係者の皆様には大変ご尽力いただきました。ありがとうございました。


本校舎改築工事は、建物の老朽化と耐震化対策としてだけ行うのではなく、学校教育の新しい時代の要求に応える、学習環境を整備する事でございます。
私たちは施工者とそれぞれの立場で協力し、確実な施工管理を行い、良質の校舎改築を完成し、ご引き渡しをしたいと思います。
子供達の安全が確保され、子供たちの夢が育ち、楽しく遊べる快適な空間、そして皆様に親しまれる校舎建築を目指していく所存です。
事期間中も、皆様のご協力をお願い申し上げます。
11月6日から9日まで、神戸、大阪、鹿児島の博物館視察に行ってきました。
3泊4日という限られた時間で、7か所の博物館を視察しました。
今回は視察した博物館の紹介をしたいと思います。
1.大阪市立自然史博物館
自然史博物館は、「人と自然」をテーマに「自然のしくみ」や「自然の歴史」「人と自然の関わり」について展示している自然史系博物館です。
アクティビティの高い博物館と言われていて、その活動は大阪市立自然史博物館友の会が支えているそうです。
・ナウマンゾウがいる「ナウマンホール」
・博物館の顔ナガスクジラの「ナガスケ」
・本館の展示内容についての質問ができる「ミュージアムサービスセンター」

・大阪市立自然史博物館を支える「友の会」

2.兵庫県考古博物館
兵庫県考古博物館は「遺跡」「遺構」「遺物」を活用して古代文化について展示してあります。この博物館の特徴は見るだけではなく、楽しい仕掛けが展示室のあちこちに用意されているところです。掘の模擬体験、船による中国との交流などいろんな体験ができます。また、近くには、国の史跡に指定されている大中遺跡があります。
・遺跡の発掘の流れや方法が分かる「発掘ひろば」

・テーマ展示会では船に乗って、時空を超えた歴史の旅

3.鹿児島市立ふるさと考古歴史館
鹿児島市立ふるさと考古歴史館は鹿児島市の「人々の暮らしの歴史」と「町の発展の歴史」をテーマに、出土品の展示や、最新の各種映像・音響機器やソフトを駆使し、参加体験型の展示を行っている考古歴史館です。
・ふれると土器や石器の情報が分かる「タッチ・ミー」

・縄文時代の掃除山遺跡の国内最大級模型

4.指宿市考古博物館
指宿市考古博物館は、通常は愛称として「時遊館COCCOはしむれ」と呼ばれています。「時遊館COCCOはしむれ」の北側には、橋牟礼川遺跡公園があり、橋牟礼川遺跡を中心に展示しています。展示室には実際に古墳時代の村が再現されています。また、歴史劇場で、模型と映像が一体となった歴史ドラマなどで遺跡の成り立ちをより分かりやすく楽しく学べる仕掛けがたくさんあります。
・橋牟礼川遺跡公園にある竪穴式住居

・縄文時代と弥生時代の食事

・人気体験メニュー


5.薩摩伝承館
薩摩伝承館は「ここに来れば薩摩が分かる」をテーマに、薩摩の美術品が展示してあります。コンサートや企画展などイベントが開催されているそうです。
・幕末から明治期に海を渡った金襴手薩摩焼が展示された金襴の間

・薩摩伝承館を象徴するメインホール維新の間

6.知覧特攻平和会館
知覧特攻平和会館は太平洋戦争末期の特攻作戦に関する資料が展示してあります。当時、陸軍飛行場の置かれた知覧には悲しい歴史あり、平和について考えさせられました。

7.鹿児島県上野原縄文の森
上野原縄文の森は、縄文時代にタイムスリップしたかのような施設でした。日本最古・最大級の集落遺跡である上野原遺跡の出土品の展示や、火おこし・土器づくりなどの体験が出来ます。敷地内は、7500年前と9500年の森を再現し、体験エリアと見学エリアになっています。体験エリアは縄文時代の暮らしや文化を体験する事ができます。
・縄文服を着て記念写真コーナー

・上野原遺跡のシンボル竪穴住居をモチーフにして作ったソラの間

どの博物館もそれぞれの特徴を生かし、創意工夫がされていて、とても素晴らしかったです。今回の視察が基本設計を進めていく上で良い参考になりそうです。
松島設計の日常を綴るブログ”快適空間”を更新しました。 下記リンクからご覧ください。
ブログを更新しました(北谷第二小一年生からお手紙をいただきました!)
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ブログを更新しました(高宮城繁範士十段一年忌追悼演武会)
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ブログを更新しました(渡辺邦夫講演会)
先日、良い天気に恵まれ、I氏住宅兼店舗の地鎮祭が行われました。
お寺の作法で親族一同でお清めや鍬入れをしたりなど、親族で一緒に祝うというスタイルの地鎮祭でした。




歓談時にはオードブルの他に、読谷名物のポーポーもご馳走になり、和気あいあいと式はとり行われました。
皆さんお疲れまでした!
松島設計の日常を綴るブログ”快適空間”を更新しました。
下記リンクからご覧ください。
ブログを更新しました(ワークショップ)
9月の秋晴れの日、S氏2階建住宅の棟上げが行われました。


午後2時には無事コンクリート打設も終了し、施主様からは牛汁やヤギ汁の差し入れ、
施工会社からは自前の刺身等が振舞われ、大いに盛り上がりました。
皆様、大変お疲れ様でした!!
9月2日、北谷町商工会大ホールにて「北谷町博物館を活かしたまちづくり」ワークショップ第4回が開催されました。このワークショップは、北谷町まちづくり研究会が主催するもので、北谷町に建設予定の北谷町立博物館の基本設計をより良いものとするという趣旨のもと開催されました。
既に第三回まで終わっていて、これまでのワークショップでは「町民に愛される博物館」「観光客が来てくれる博物館」にするにはどうすればいいのか、町民を始め各分野の方々が真剣に考え、意見やアイディアを出し合いました。
第4回は今までの集大成という事で、約30名の設計者及び設計事務所職員が参加しました。これまでの要望を受け皿として設計者側の視点でワークショップを進める事になりました。

まず情報共有という事で、「伊礼原遺跡」と「北谷町立博物館」についての概要と、今までのワークショップで出た要望について説明がありました。その後、一人一人が博物館に取り入れたい機能や、期待する要件を黄色い付箋紙に書いて、それをホワイトボードに張られた「博物館」や「伊礼原遺跡」「伊礼原遺跡周辺」の配置図に付箋紙をペタペタと張っていき、張られた内容を確認していきました。



※ワークショップで出たアイディアの一部を紹介します。
・縄文カフェの併設
・孫と北谷の誇りを語る場
・子供学習室、子供達が自由研究を出来る学習の場、子供学習展示室
・ボランティアを育成する場所、ボランティアと観光客が交流する場所
・記念撮影場所
・間仕切壁と可動式にし、いろんな用途に対応
・ジオラマ展示
・タフな多目的室
・散策したくなるような回廊と並木道
・当時の住居を復元したもので、子供が遊べる体験の場
・駐車場が狭いので他の駐車スペースを検討
・名物となる巨大アトラクションやオブジェ
・わき水を利用した巨大噴水
・文化を発信する舞台の設置
最後にこれまで出たアイディアを踏まえながら、第1回から第4回を振り返りました。そして平井さんから博物館の基本設計者へ基本設計のイメージは出来たか確認がありました。設計者はイメージが出来たそうです。これまで出たアイディアをどう基本設計に反映させていくか、楽しみですね。
ワークショップ終了後、今後ファシリテーターがいなくても、自分たちでワークショップ開催できるように、ワークショップでどのような事に気を付けて、どのように話を進めていくか、平井さんからレクチャーをうけました。
最後に懇親会がありました。

参加された皆さん、ご多忙の中、参加していただきありがとうございました!!
そして、第1回から第4回までワークショップの進行役である平井さんのおかげで、協力してくれた方々から多くのアイディアや意見を引き出す事が出来ました。平井さん、どうもありがとうございました!!
