「博物館を生かしたまちづくり」ワークショップが開催されました。


9月2日、北谷町商工会大ホールにて「北谷町博物館を活かしたまちづくり」ワークショップ第4回が開催されました。このワークショップは、北谷町まちづくり研究会が主催するもので、北谷町に建設予定の北谷町立博物館の基本設計をより良いものとするという趣旨のもと開催されました。

既に第三回まで終わっていて、これまでのワークショップでは「町民に愛される博物館」「観光客が来てくれる博物館」にするにはどうすればいいのか、町民を始め各分野の方々が真剣に考え、意見やアイディアを出し合いました。

第4回は今までの集大成という事で、約30名の設計者及び設計事務所職員が参加しました。これまでの要望を受け皿として設計者側の視点でワークショップを進める事になりました。

ワークショップ1

まず情報共有という事で、「伊礼原遺跡」と「北谷町立博物館」についての概要と、今までのワークショップで出た要望について説明がありました。その後、一人一人が博物館に取り入れたい機能や、期待する要件を黄色い付箋紙に書いて、それをホワイトボードに張られた「博物館」や「伊礼原遺跡」「伊礼原遺跡周辺」の配置図に付箋紙をペタペタと張っていき、張られた内容を確認していきました。

ワークショップ5

ワークショップ6

ワークショップ4

※ワークショップで出たアイディアの一部を紹介します。

・縄文カフェの併設

・孫と北谷の誇りを語る場

・子供学習室、子供達が自由研究を出来る学習の場、子供学習展示室

・ボランティアを育成する場所、ボランティアと観光客が交流する場所

・記念撮影場所

・間仕切壁と可動式にし、いろんな用途に対応

・ジオラマ展示

・タフな多目的室

・散策したくなるような回廊と並木道

・当時の住居を復元したもので、子供が遊べる体験の場

・駐車場が狭いので他の駐車スペースを検討

・名物となる巨大アトラクションやオブジェ

・わき水を利用した巨大噴水

・文化を発信する舞台の設置

最後にこれまで出たアイディアを踏まえながら、第1回から第4回を振り返りました。そして平井さんから博物館の基本設計者へ基本設計のイメージは出来たか確認がありました。設計者はイメージが出来たそうです。これまで出たアイディアをどう基本設計に反映させていくか、楽しみですね。

ワークショップ終了後、今後ファシリテーターがいなくても、自分たちでワークショップ開催できるように、ワークショップでどのような事に気を付けて、どのように話を進めていくか、平井さんからレクチャーをうけました。

最後に懇親会がありました。

ワークショップ7

参加された皆さん、ご多忙の中、参加していただきありがとうございました!!

そして、第1回から第4回までワークショップの進行役である平井さんのおかげで、協力してくれた方々から多くのアイディアや意見を引き出す事が出来ました。平井さん、どうもありがとうございました!!

ワークショップ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA